豆ご飯

3月になると春の食材が登場します。

ふき、せり、竹の子、菜の花など、もうご覧になった方も多いでしょう。えんどう豆も春の野菜です。

完熟となる前の未熟な状態の豆や莢(さや)を食用としますので、ビタミンCが豊富に含まれています。

さやえんどう、スナップエンドウのように、莢と豆の両方を食べる場合と、莢から取り出した豆(グリーンピース)を食べる場合があり、ほのかな甘味もあるので、子どもにも人気です。

豆ご飯を作られるでしょうか。

このごろは莢をはずした状態のえんどう豆も売られていますが、莢からはずすと味が落ちてしまいますので、できれば莢の状態で購入したいものです。

そして、是非、お子さんと一緒に莢から豆を取り出す作業を行ってみてください。

まず、1つの莢に豆は何個入っているか数えてみてください。

そして一緒に考えてみてください。

どこから力を加えると莢は簡単に割れるのでしょうか。

しなしなの莢とそうでない莢では、豆の取り出しやすさは違うのでしょうか。

長い莢には豆がたくさん入っているのでしょうか。

同じ莢に入っている豆は同じ大きさですか。

莢は長いのに、豆がちょっとしか入っていなかったり、とても小さな豆が入っているのはどうしてでしょうか(えんどう豆が育つときに大変だったんだね、と答えてあげればいいと思います)。

たくさん豆が入っている莢は、どうやったら見分けられるのでしょうか。

豆を莢から取り出す、という至極シンプルな作業ですが、指先を使いながら、いろんなことを考えて、工夫することができます。

そうやって取り出した豆を使った豆ご飯は、ひときわ美味しいものとなるでしょう。

すごく簡単な豆ご飯のレシピを紹介します。

いつもと同じようにお米をといで、30分ほど吸水させます。

そして、お米1合につき塩小さじ1/2を加えてよく混ぜます。

そこに莢からはずして洗ったえんどう豆をのせて、炊飯器で炊き上げます。

豆の色は少々悪くなりますが、豆の味や香りがお米にうつり、味わい深い豆ご飯が出来上がります。

ちなみに3月8日はさやえんどうの日だそうです。

引用元/
なかよしくっく保育園食育コラムNo.12 2009年3月号
著者/伊藤知子
大阪国際大学人間科学部人間健康科学科准教授

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