なかよしくっく保育園食育コラムNo.8 2008年10月号

かぼちゃの季節
伊藤知子

かぼちゃは、メキシコ原産の植物で、16世紀の終わりごろにカンボジアを経由して日本に伝えられました。

そのため、「カンボジアのウリ」という意味で、かぼちゃと呼ばれるようになりました。

現在市販されているのは、黒皮栗かぼちゃがほとんどですが、ハロウィンでランタンを作るのに使われるオレンジ色の赤皮栗かぼちゃ、ターバンや鹿ヶ谷かぼちゃなどユニークな形のもの、また茹でると糸状になってしまうそうめんかぼちゃなど、様々な色と形のものがあります。

アトランティックジャイアントという種類は300kg以上のかぼちゃになるそうです。

ちなみにズッキーニも、きゅうりみたいな形をしていますが、かぼちゃの仲間です。

最近ではかぼちゃといえばハロウィンというイメージが強いようですが、元来、日本では冬至にかぼちゃを食べる習慣がありました。

冬至とは、1年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日のことであり、今年は12月21日です。この日は柚子湯に入り、かぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。

かぼちゃはウリ科の植物で、きゅうりやスイカなどの仲間です。

夏に収穫される野菜なのに、なぜ冬に食べると健康にいいのでしょうか。

それは、昔は冬まで保存できる野菜も、冬に収穫できる野菜はあまり多くなかったことに関係があります。

冬に野菜を十分に食べることができないとどうなるでしょうか。

当然ビタミンAやビタミンCを十分に摂取することができません。

ビタミンAには体の粘膜の働きを正常に保つ働きがあり、ビタミンCは風邪など疾病予防に効果があります。

つまりこの2種類のビタミンが足りなくなると、風邪を引きやすくなるわけです。

かぼちゃにはビタミンAおよびビタミンCが含まれており、その上、貯蔵しても減少しないことが確認されています。

また低温で貯蔵することによって甘味が増し、ほっこりした感じになります。

12月頃、寒くなって風邪を引きやすくなる季節に、夏に収穫して、保存しておいたかぼちゃを食べてビタミンAやCを補給することは、健康維持のための知恵であったのでしょう。

今年の冬至には、柚子湯に入って新陳代謝を活発にし、かぼちゃを食べてみてください。

かぼちゃを食べると金運アップという説もあります。

著者紹介:大阪国際大学人間科学部人間健康科学科准教授


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