保育内容

五感を大切にした食育

食育をとおして健康な体作りと健全な心の発育を促します。

におい、味わい、触れる、聞く、見る・・・子どもたち自らが感じ体験したことは、自然と子どもたちの身体に浸透し、これから成長していく子どもにとって一生の宝ものになります。

食べることは身体の成長を増進するだけではなく、心の健康や脳の発達にも大きな影響があります。まだ幼いから、ではなく、幼いからこそ本物の味を経験し、将来自分で食の選択ができる健康でたくましい豊かな人生を歩んでいって欲しいと思います。

0歳からのクッキング

当園では、椅子に座れるくらいの月齢から、クッキングを毎月しています。
0歳児は、キャベツをちぎったり、しめじを裂いたり、だしを取って味見をしたりします。
1歳児は、ピーラーでの皮むきや型抜き、生地を捏ねたり丸めたり。
2歳児は、ホットプレートで炒め物をしたり、包丁を使って食材を切ったりします。

こういった作業の中で、味、匂い、色、感触、音など五感を通した体験をたくさんすることで食の楽しさを味わい、食への関心を高め、食べる意欲、そして生きる力につながると考えています。

また、毎月のクッキングには帝塚山大学教授の伊藤知子先生や管理栄養士の小野早苗先生が指導に来られます。

少人数制の保育

なかよしくっく保育園では、育児担当制という少人数制の保育をしています。一斉保育ではなく、一人の保育士がなるべく少ない人数を保育することで、より丁寧に、より細かく子どもの成長を支援していくことができます。
特に食事や散歩、排泄は少人数での保育をしています。
(例えば、散歩では、0歳児:先生一人に子ども一人、1歳児:先生一人に子ども二人で行きます。)
そのことで、子ども一人ひとりとじっくり向き合う保育ができています。

また、月齢差や個人差が大きい年齢の子ども達ですので、全員が同じことをする一斉保育ではなく、一人ひとりが主体的に遊びを選択し、集中して遊べる環境作りをしています。それぞれの月齢に合った玩具を手作りして、個々の発達を促す工夫もしています。

なかよしくっく保育園の5つのこだわり

●見えるキッチン
毎日の給食を作るキッチンは、調理の様子が子ども達から見えるように工夫されています。
その日の食材を見たり、作る様子を見たり、においをかいだりすることで身体にお昼ご飯のサインを与えます。

●だし
鰹、昆布(※)と天然素材を用いてだしをとっています。特に鰹は「靭鰹節」さんより、鰹の産地からこだわった新鮮なかつおだしパックの提供をしていただいています。
無添加のだしパックですので、鰹本来のすばらしい香りと味が楽しめます。
※昆布は利尻産の天然2年物を使っています。

●米
ワーコム農法で栽培された低農薬米を使用しています。
微生物の働きを利用して、健全で栄養豊かな土をつくり、そこでは丈夫な根をはった稲が育ちます。
そのことで化学肥料や農薬を最低限におさえることができるのです。給食ではこれを五分びきにすることで、ビタミン、ミネラル類の摂取量を増やしています。

●献立
旬の食材や行事食を取り入れた、 和食中心の献立です。離乳食や除去食にも対応しています。
しかも、毎月の献立はすべて管理栄養士がたてています。
おやつは、サブレやカップケーキなど定番のものから、きりたんぽ、五平もちなどの和風もの、水無月など季節のおやつなど毎日手作りしています。

●食器
子ども達が給食で使用する食器は強化磁器のものを使用しています。
適度な重さがあり食べやすいこと、盛りつけた時の美しさ、そして、清潔、安全を考えています。

年間行事

園では季節ごとに楽しい行事を開催しています。
・親子の集い
・七夕の集い
・親子クッキング
・クッキング
・運動会
・クリスマス会
・クリスマスコンサート など

保護者のみなさんに楽しく、美味しい体験をしていただける参加型行事もあります。