なかよしくっく保育園食育コラムNo.6 2008年9月号

キャベツ 伊藤知子

8月、9月のクッキングでは2回続けてキャベツを使った炒め物を作りました。

玉で購入したキャベツをむいて、小さくちぎるという作業を子供達に担当してもらいました。

バリバリ音がするのがおもしろかったようで、作業に熱中していました。

ご家庭でもチャンスがあれば、キャベツの調理を手伝わせてあげてみて下さい。

さて、このキャベツですが、大根に次いで栽培量の多い野菜です。

これから秋にかけて出回る寒玉(いわゆる冬キャベツ)は巻きが堅く、扁平な形が特徴です。

煮くずれしにくいので、ロールキャベツなどの煮物や炒め物などに適しています。

加熱することによって甘味が増すので、余分な調味料を加えずに、美味しくいただくことができます。

また春先に出回る春キャベツは、巻きがやわらか、葉質が柔軟なので、キャベツのせんぎりなどに向いています。

ちなみにキャベツをせんぎりにしてソースやドレッシングをかけて生で食べるのは、日本で発達した独自の食べ方だそうです。

さて、このキャベツですが、栄養的には非常に優れ物。

まずはビタミンCが多く含まれています。

また、人間にとって有用なアミノ酸が含まれています。

その一つがリシン。リシンは人間が体の中でタンパク質を作るための材料として必要なのですが、体内で合成できないため、必ず食べ物から摂らなければなりません。

キャベツにはこのリシンが比較的多く含まれています。

また、キャベツにはキャベジンというアミノ酸も含まれています。

キャベジンは市販の胃薬の名前としても有名ですが、もともとはキャベツなどに含まれるS-メチルメチオニンスルホニウムクロライドという物質の別名です。

ビタミンUとも呼ばれています(でもビタミンの仲間ではないのでややこしいのですが)。

このキャベジンは胃酸の分泌を抑制する、胃腸粘膜の代謝を促す、胃および十二指腸の傷んだ粘膜を修復するなど、胃腸の健康を守る働きをするアミノ酸の一種です。

キャベツを生で食べると効果的。キャベツは加熱してよし、生でよしの野菜なので、様々な食べ方をするのがいいでしょう。

ところで『キャベツとレタスはどう違うの?』というのは子供からよく出る質問。

キャベツはアブラナ科、レタスはキク科の野菜です。

キャベツの花は菜の花とよく似た形、レタスの花はキクと似た形をしています。

著者紹介:大阪国際大学人間科学部人間健康科学科准教授


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