なかよしくっく保育園食育コラムNo.7 2008年10月号
再び、こんにゃくゼリー
伊藤知子
子どもが凍らせたこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて亡くなるという事故がありました。
今から10年以上前、こんにゃくゼリーを食べた子どもや高齢者に同様の事故があり、その危険性については、ある程度認識されたと思われていたのですが、再び同様の事故が起こっています。
2007年に行われたYAHOO!の意識調査によると、『こんにゃくゼリーをのどに詰まらせるなどの事故が相次いでいます。
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なかよしくっく保育園食育コラムNo.6 2008年9月号
キャベツ 伊藤知子
8月、9月のクッキングでは2回続けてキャベツを使った炒め物を作りました。
玉で購入したキャベツをむいて、小さくちぎるという作業を子供達に担当してもらいました。
バリバリ音がするのがおもしろかったようで、作業に熱中していました。
ご家庭でもチャンスがあれば、キャベツの調理を手伝わせてあげてみて下さい。
さて、このキャベツですが、大根に次いで栽培量の多い野菜です。
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なかよしくっく保育園食育コラムNo.5 2008年8月号
なにわの伝統野菜、サトイモ
伊藤知子
「イモ」という言葉からすぐに思いつくのはどんなイモでしょうか。サツマイモ、ジャガイモを連想された方が多いのではないかと思います。
しかし、歴史的に日本で食べられてきたイモはサトイモなのです。
サトイモの旬は9月から10月。お米が凶作であった場合には、非常食となり、生きるために重要な食料と考えられていたのではないかと想像されます。
そのため、「ハレ」の日の食事に用いられるようになりました。
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なかよしくっく保育園食育コラムNo.4 2008年7月号
食糧価格の高騰、その裏では食品が捨てられている
伊藤知子
世界的な食糧価格高騰が続いています。
オーストラリアの干ばつなどの問題、中国やインドなどにおける需要拡大、バイオエタノールの需要拡大、投機マネーが穀物市場に流入していることなど様々な問題が重なってなどにより、価格高騰が引き起こされ、食糧危機が叫ばれています。この食糧価格高騰は確実に家計を直撃しているはず。
しかし、食品を盛大に食べ残し、捨てているのも事実なのです。
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なかよしくっく保育園食育コラムNo.3 2008年6月号
鰹節の威力 伊藤知子
先日(6月6日)のクッキングでは青じそ、卵、ゆかりを利用した3色おにぎりを子供達が自分で作りました。
また、昆布と鰹節でだしを取っておすましも作ってみました。
まず、昆布を水につけて昆布水を作り、それを軽く加熱して子供達に試飲してもらいました。
反応は「おいしい・・・」程度。次に沸騰させて鰹節をたっぷり入れ、鰹節がユラユラするところも見てもらい、もう一度試飲をしてもらいました。 続きを読む